センターは深刻な状況

岡山県動物愛護センターでボランティアトリミングをしてきました。
事前に聞いていたけどセンターに収容されている保護犬の多さはかなり深刻な状況でした。
ここ数年岡山県動物愛護センターでの殺処分はゼロだけど、処分機がまた動いてしまうんだろうと不安な思いでいっぱいになった日でした。
今回シャンプーしたのは2匹の柴犬。
ふたりともどこかに感情を忘れてきてしまったような感じで、シャンプーをしているときも嫌がることもなく、表情もなくされるがまま。
なにかを悟っているのかな。
ボランティアメンバーと優しく声をかけ、優しく触れ、トリミングをしていると、シャンプーが終わる頃には少し表情が戻ってきたように思いました。
シャンプー後にはお外でお散歩もしました。
「人の優しさに触れる」家族がいれば当たり前のことなのに、この子たちにはその当たり前のことがありません。
センターにいる子たちにも当たり前に優しさ触れる暮らしを送ってもらいたいです。
今回収容されてれいた柴犬さんたちの多くは同じ頃に同じ地域で保護されたそうです。
恐らく繁殖に使われていて、みんな約6〜8歳位でもう繁殖に使えなくなったから捨てられたんじゃないかとセンターの職員さんが推測されていました。
センターにたくさんいたのは柴犬だけではありません。
繁殖所から保護された猟犬のプロットもたくさんいました。
野犬の子犬もたくさんいました。
まだまだいろんな理由で保護された子たちもたくさんいました。

いつも考えるときりが無いのですが、ペットショップで迎えることが悪いことでは無いのですが、保護犬のことを想うと最後に行き着くのは、ペットショップで子犬を迎える前に保護犬という選択肢をまず考えてみてほしい。保護犬とのご縁が無ければ、優良なブリーダーから迎え入れてほしいということです。

そうすることで保護犬が減って悪徳繁殖業者も減るのではないかとおもいます。

そしてなによりどんな手段でペットを飼ったとしても最期まで終生飼養をしてほしい。
保護犬がいなくなること考えると最終的にこの考えに行きつきます。
みなさんはどう思いますか??